siRNA トランスフェクション最適化キット

トランスフェクション効率が低くてお困りの方。少ない細胞で、多くの実験を行いたい方。厳選された140以上の最適化条件が1プレートに!

原理・テクノロジー

リバース・トランスフェクションと固相系トランスフェクションの比較

リバース・トランスフェクション固相系トランスフェクション
適用可能な細胞比較的狭い広範囲(初代細胞を含む
細胞種浮遊細胞、接着細胞浮遊細胞、接着細胞
TF(トランスフェクション)効率信頼性ありより高い信頼性
デッドボリューム最大培養液の50%0%
保 存不可能可能(6カ月以上)
最大密度384ウェル384,1536ウェル
自動化可能可能
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実験の流れと最適化

トランスフェクション実験の条件最適化でお困りではありませんか?
siRNAトランスフェクション最適化キットを使えば最適条件を一回の実験で検索できます。
条件最適化によって、スクリーニング系などの実験を無駄なく、効率よく組むことができます。
実験の流れ
なぜ、一回の実験で条件の最適化ができるのでしょうか?
当社研究者の長年の経験から厳選した、140以上の条件がプレート上に用意されているからです。
プレートは半年間以上の保存が可能で、必要な時に細胞を播くだけで、すぐに実験ができます!
検討項目(サンプル調整)
  • 核酸の濃度と量
  • ポジティブ・ネガティブコントロール( 例 Cytotoxic siRNA)
  • TF試薬および遺伝子導入促進剤の種類
  • TF試薬および遺伝子導入促進剤の濃度と量
  • 適切な緩衝液の種類
検討項目(細胞取扱い)
  • 播種密度
  • 培養条件(培地の組成など)
  • 培養時間
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実験フロー

データ処理が面倒ではありませんか?
データを同梱のCD-Rのスプレッドシートへコピー&ペーストするだけで、簡単にデータ処理ができます。
細胞播種から最適化まで
  • 核酸の濃度と量
  • ディスペンサーまたはマルチチャンネルピペットを準備
  • 細胞懸濁液を準備
  • 適量の細胞懸濁液をプレートに分注
  • 遠心処理(10秒間、30xg、室温)
  • インキュベーター内で、静置培養
  • 生存率を測定し、データを取得
  • アッセイデータをスプレッドシートにコピー&ペースト(同梱のCD-Rを使用)
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実績のある細胞

Cell lines
細胞株
HeLa Cervix carcinoma ヒト子宮頸癌
T-47D Breast cancer ヒト乳腺癌
SK-BR-3 Breast cancer ヒト乳癌
MCF7 Breast cancer ヒト乳癌
MDA-MB231 Breast cancer ヒト乳腺癌
MDA-MB-435S Breast cancer ヒト乳癌
SHSY5Y Neuroblastoma ヒト神経芽細胞腫
U231 Neuroblastoma 神経芽細胞腫
HEK293, 293T Embryonic kidney ヒト胚性腎細胞
Caco2 Adenocarcinoma, colon ヒト結腸腺癌
HCT116 Colon Carcinoma ヒト大腸癌
SW480 Colon adenocarcinoma ヒト結腸腺癌
HepG2 Hepatocellular carcinoma ヒト肝細胞癌
NT2(NTERA-2) Teratocarcinoma ヒト奇形癌腫
NIH/3T3, 3T3-L1 Embryonic fibroblast マウス胎仔由来線維芽細胞
PC-12 Pheochromocytoma ラット褐色細胞腫
MDCK Madin-Darby canine kidney cell
メイディン・ダービー・イヌ腎細胞
Normal Cell
正常細胞
Rat brain cortex neuronal cells
Rat primary neuronal cells
Rat primary astrocyte
primary mouse embryonic fibroblast(MEF)
Human Endotherial cells(HUVEC)
Human Epitherial cells(PrEC, NHBE, HMEC)
Human smooth muscle cells(UASMC)
Human breast cancer Cell
ヒト乳癌細胞
Mice Bearing human tumor xenografts
Stem Cells
幹細胞
Human mesenchymal stem cell(hMSCs)
Mouse neuronal stem cell
※ その他の細胞腫(初代培養細胞や正常細胞など)の実績についてはお問い合わせください。
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Q&A

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Q1:この製品は何のために使うものですか?
お手持ちの細胞のsiRNAトランスフェクション条件を簡便に決めるために最適の製品です。
Q2:最適条件はどのように活用するのですか?
その条件に従って、ご希望のsiRNAトランスフェクション実験用プレートをカスタム製造いたします。
Q3:手持ちのsiRNAの導入用のカスタムプレートの作製はできますか?またその費用を教えてください。
お客様のご希望のカスタムプレートの作製をお受けいたします。費用は、用いる核酸やご希望のレプリカ数によって大きく違いますので別途お見積いたします。
Q4:手持ちのsiRNAのライブラリーのプレート作成を依頼する場合に、必要な核酸の量はどれくらいですか?
以下の核酸をご提供ください。
1)性状:凍結乾燥でも溶解液(5μM以上を推奨)でも可
2)形状:プラスチックチューブでもプレート分注でも可 。後者の場合、レイアウトは別途ご相談させていただきます。
3)収量:0.1nmol以上が望ましい。ただし、レプリカ数により変動しますので、別途確認させていただきます。 ただし、対照群については、ライブラリーよりも多くの収量を必要とします。
Q5:他社製品と何が違いますか?なぜ、一度に最適条件が見つかるのですか?
他社のトランスフェクション試薬では、最適な条件を見つけるための試行錯誤が必要ですが、本製品を使えば煩雑な試薬調製を行うことなし、簡便にsiRNAトランスフェクション条件を決めることができます。本製品は、初代培養細胞、間葉系幹細胞、神経系の細胞など、siRNAトランスフェクションが困難な細胞にもお試しいただける固相トランスフェクション法によるready-to-useの条件検討用プレートで、当社が長年の製薬企業様や大学様との共同研究での経験から厳選した、140以上の条件が1枚のプレート(384ウェル、1536ウェルの場合、96ウェルの場合は4枚のプレート)に載っており、各社の試薬をお試しいただく必要がありません。
Q6:最適条件を決定するまでの操作について教えてください。
ご購入後は-20℃で保存して下さい。細胞を準備いただいた時点で、室温でパックを開封していただき、細胞を播種していただきます。インキュベーション後、プレートリーダーで読み取っていただき、そのデータを付属のスプレッドシートにコピー&ペーストしていただきます。スプレッドシート上で、閾値を設定していただき、1~数条件に絞り込むことができます。複数の細胞において共通に有効なトランスフェクション条件を見出す際には、最低各細胞に対して1枚の384プレートを使用いただき、そのデータの共通性から導入条件の決定をしていただけます。
なお、細胞の播種密度や、測定タイミングは、細胞によって変動いたしますので、御使用の細胞の増殖速度など応じて設定ください。測定タイミングの目安は、顕微鏡観察を行い、ポジティブコントロール導入細胞の死滅状況を確認し、設定ください。なお、フェノタイプ変化(細胞死)を、siRNAトランスフェクションの指標とするため、mRNAノックダウン効率の上昇とフェノタイプ変化の間には、タイムラグ(およそ、24-48時間程度の遅れ)が生じます。
Q7:最適条件の検討を委託することはできますか?
お手持ちの細胞(ウィルス・マイコプラズマ感染がないことが確認されていることが必要です)をお預かりして、本製品を用いた条件検討を受託するサービスも別料金で承っておりますので、お問い合わせください。
Q8:プレート上に固相化されている試薬の成分は何ですか?
siRNAトランスフェクションの成否を知るためのsiRNA、カチオン性脂質・ポリマーから成るトランスフェクション試薬、当社独自の促進剤、の3つの成分が、様々な混合比(140通り以上の組み合わせ)で各ウェルにプリントされています。
Q9:プレート上の成分を教えてください。
本製品は、siRNA、トランスフェクション試薬、促進剤の3つの成分比がノウハウになっており公開できません。但し、トランスフェクション試薬の種類については、お客様のご要望に従い、お知らせいたします。
Q10:どのようなアッセイが可能ですか?
本製品は、siRNA導入により引き起こされる細胞死を指標に最適条件を探索します。なお、決定された条件に従って作成したプレートは、siRNAトランスフェクション実験で行う通常のアッセイ(細胞死、抗体染色、化学発光・蛍光・発色法など)が可能です。
Q11:レポーターアッセイの場合、レポーター遺伝子の導入も同時にできますか?
本製品では、予めレポーター遺伝子を導入した細胞を播種していただくことを想定しております。
Q12:細胞の播種はどのようにするのですか?
市販のドロッパー、または、ピペットで播種してください。後者をご利用の場合は96ウェルもご用意できますので、96ウェルをご希望の場合は代理店へお問い合わせください。また、プレート遠心機を併用いただくことで、操作性、データの再現性などにポジティブな影響を得られます。
Q13:細胞の播種密度は、従来のリバーストランスフェクションと同じですか?
同じです。ただ、リバーストランスフェクション時には、トランスフェクションミックスボリューム+細胞懸濁液量=培養容量となりますが、本製品では、ミックスボリュームのデッドボリュームを考量しなくてもよいため、培養容量の細胞懸濁液を分注ください。このため、播種密度は、底面積当たりの播種量を基準とし、細胞懸濁液を調製いただく必要がございます。
Q14:使用するウェルによって培地や試薬の液量はどれくらい違いますか?
細胞種や実験条件(アッセイ条件)によって異なりますが、96ウェルを基準とした際の培地の量の比較の目安をご参考までにお示しします。384ウェルを用いるとトランスフェクション時のみでなく、アッセイに用いる試薬の量も節約できます。また、スクリーニングには、より高密度な1536ウェルもご用意しております。
ウェル当り 96ウェル 384ウェル 1536ウェル
培地の量 100 μℓ 20-40μℓ 2-5μℓ
Q15:得意な細胞と不得意な細胞を教えてください。
接着系の各種細胞に適しており、ほとんどの接着系細胞でsiRNAトランスフェクション実験が可能です。また、浮遊系細胞においても、プレートを遠心して細胞を固相表面に濃縮することにより、同様の効果が得られるケースを確認しております(浮遊系細胞についてはご購入前にお問い合わせください)。
Q16:固相トランスフェクションと従来の方法のデータの整合性はありますか?
当社の促進剤は、細胞への取り込みのみを促進するため、遺伝子導入後の効果については、従来法と同じと考えられます。
Q17:参考論文について教えてください。
次項「論文リスト」をご参照ください。また、特許につきましては、用いるsiRNAやプラスミド(レポーター)によって他社のライセンスが別途必要な場合があります。
Q18:本製品では、どのような機構でsiRNAトランスフェクションが起こるのですか?
エンドサイトーシス・ファゴサイトーシス、マクロピノサイトーシスといった細胞の生理的な食作用・飲作用によるものと考えられております。本製品に含まれる当社の促進剤は、食作用・飲作用を促進するものと推察しております。また、増殖能のない細胞系での実績もありますことから、増殖非連動系への利用も可能です。
Q19:促進剤が細胞にシグナルを入れるなどアーティファクトの原因になる心配はありませんか?
フィブロネクチンなどECM(細胞外マトリクス)を用いた系では一部、分化誘導を惹き起こすことが知られていますが、本製品の促進剤はECMではなく、哺乳動物細胞には存在しないペプチド蛋白を用いており、現在のところ、促進剤が動物細胞においてアーティファクトとなるようなシグナリング等は確認されておりません。
Q20:細胞に対する毒性はありませんか?
毒性は細胞毎にも異なりますが、本製品では、細胞毒性も含め最適条件を探索いたします。本製品中に、固相化を行っていないウェルを設置しておりますため、このウェルと、陰性対照導入ウェルとの差を評価いただくことで、トランスフェクションの細胞障害性を評価することが可能です。これまでの経験では、細胞毒性は従来法と同等または、それよりも低くなるようです。
Q21:データの再現性はありますか?
siRNAトランスフェクション効率については、プレート間、プレート内で十分な再現性が確認されております。例えば、あるライブラリーを384プレートに固相化し、このコピーを用い、別々の日にHeLa細胞を播種、細胞内ATP測定を行った結果、データのピアソン積率相関係数は、0.9以上となり、きわめて高い再現性を示しました。
Q22:384プレートではn=1ですが、それで再現性は大丈夫ですか?
140以上の条件の陰性対照を含むトータル約300条件を1セットとしているため、384ウェル1枚には1セットを搭載(n=1)、1536ウェルでは4セットを搭載(n=4)しておりますが、プレート間の再現性も確認しておりますので、384ウェル2枚以上を用いたn=2以上の実験や、1536ウェルでのn=8以上の実験も可能です。なお、カスタムでのプレート作製に当たっては、本製品での最適条件決定後、上位数条件を基準に、お客様のご希望の核酸に応じて、再度、条件検討をいたします。その際にはn=4~6以上の実験を行い再現性を確認します。
Q23:siRNAトランスフェクション条件は、従来の液相でも利用できますか?
本製品は、固相トランスフェクション法による効果をベースにしております。そのため、本製品で決定された条件をそのまま従来の液相系で用いることは出来ません。
Q24:固相トランスフェクションでは、従来のリバーストランスフェクション(液相系)に比べてコストアップになるのではありませんか?
固相トランスフェクションは、少量の細胞で多数の実験を行う際に有効です。ご希望の実験規模や使用する核酸によっても大きく異なりますので、実験条件によっては、コスト高となってしまうケースもございます。本製品をお試しの際に、お問い合わせください。
Q25:プラスミド導入の条件検討にも使用できますか?
本製品をそのまま使用することはできません。
Q26:ヒト・マウス・ラット以外の生物種への適用はできますか?
上記以外の哺乳動物細胞やその他の生物の細胞についてはお問い合わせください。
Q27:プレートの保存期間はどれくらいですか?また、室温での保管はできますか?
未開封状態で、-20℃で6ヶ月の保管が可能です。室温での保管はおやめください。
Q28:培地は何でも構いませんか?
特に制約条件はございません。培地に含まれる血清濃度や添加因子の影響を受ける場合もございますため、特殊な培地、培養条件をお試しの場合は、購入前にお問い合わせください。
Q29:条件検討の実験自体の成否は、どのように判定するのですか?
本製品には各siRNAトランスフェクション条件に、陽性対照、陰性対照を設定しております。陽性対照は、導入されることで細胞死を誘導するため、siRNAトランスフェクションがなされた条件では、細胞死が観察、測定されます。これを、MTT法や細胞内ATPなどの測定法を用い評価することにより、導入効率の良い条件を見出します。(MTT法:3-(4,5-dimethylthiazol-2-yl)-2,5-diphenyl-2H-tetrazolium bromide (MTT) を細胞に加えると、生細胞では MTT が還元されて MTT formazanが生成する。MTT formazan の量を 550 nm の吸光度で測定する方法。) 蛍光系や吸光系の測定では、バックグラウンド値が高くなる場合がございますので、その際は、外周ウェルなどを用いて、バックグラウンド補正を行っていただくことで、正当なS/N比を評価することが出来ます。
Q30:最適条件が見つからないことはありますか?その場合はどうすればよいですか?
これまでのところ、本製品でご用意した条件で効果が確認できなかった細胞はありませんが、条件が決まらないことがありましたらお知らせください。
Q31:二重ノックダウン実験はできますか?
可能です。但し、本製品でsiRNAトランスフェクション条件を決定した後、実際にご使用になるsiRNAの組み合わせにて、再検討を行うことをお勧めいたします。その上で、スクリーニングプレートをカスタムにて対応させていただきます。
Q32:ノックダウン効果はどのくらいの時間維持されますか?
本製品では、siRNAを導入するため、トランスフェクションは一過性transientとなります。ノックダウン効果の維持期間につきましては、使用されるsiRNA配列に強く依存いたしますため、一概に申し上げることが出来ません。これまでの経験では、siRNA導入後24-120時間で、mRNAの低下、表現型の変化が観察されております。
Q33:Viabilityで絞り込んだ条件とmRNAノックダウンレベルの相関性は?
いくつかの細胞およびsiRNAにおいて、条件検討プレート内のViabilityの差異があった条件で、特定のmRNAをターゲットとするsiRNA導入を行い、mRNA定量を行った結果、正の相関を確認しております。
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固相トランスフェクションに関する論文リスト

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技術開発に関する論文
  1. Uchimura, E., Yamada, S., Fujita, S., Miyake, M., Miyake, J. (2009) Reverse Transfection Using Gold Nanoparticles; Micro and nano technologies in bioanalysis; Methods and protocols. Method in Mol Biol., Lee, J. W. and Foote, R. S. eds. Humana Press, 544, 609-616
  2. Highly Efficient Reverse Transfection with siRNA in Multiple Wells of Microtiter Plates. S.Fujita, E. Ohta, C. Sasaki, K. Takano, M. Miyake, J. Miyake. J. Biosci. Bioeng. 104, 329-333 (2007).
  3. Universal design of reverse transfection using antibodies against cell surface antigen. E. Uchimura, S. Yamada, E. Nomura, K. Matsumoto, S. Fujita, M. Miyake, J. Miyake, J. Biosci. BIoeng, 104, 152-135 (2007).
  4. A Method for Reverse Transfection Using Gold Colloid as a Nano-Scaffold. Uchimura, E., Yamada, S., Uebersax, L., Fujita, S., Miyake, M.*, Miyake, J. J. Biosci. Bioeng., 103, 101-103 (2007).
  5. Mechanical immobilization of Hela cells on aligned carbon nanotube array. A Ago, E. Uchimura, A. Saitoh, T. Oshima, N. Ishigami, M. Tsuji, M. Yumura, M. Miyake, Materials Lett. 60, 3851-3854 (2006).
  6. On-chip transfection of PC12 cells based on the rational understanding of the role of ECM molecules: efficient, non-viral transfection of PC12 cells using collagen IV. Eiichiro Uchimura, Shigeru Yamada, Lorenz Uebersax, Tomohiro Yoshikawa, Kayo Matsumoto, Michiko Kishi, Daniel P.Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake. Neuroscience Letters. 378(1),40-43 (2005).
  7. Transfection microarray of nonadherent cells on an oleyl poly (ethylene glycol) ether-modified glass slide. Koichi Kato, Kohei Umezawa, Masato Miyake, Jun Miyake, and Teruyuki Nagamune. BioTechniques 37:444-452 (2004)
  8. Transfection microarray of human mesenchymal stem cells and on-chip siRNA gene knockdown. Tomohiro Yoshikawa, Eiichiro Uchimura, Michiko Kishi, Daniel P. Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake. Journal of Controlled Release 96, 227-232 (2004). 
  9. Immobilized culture of nonadherent cells on an oleyl poly(ethylene glycol) ether-modified surface. Koichi Kato, Kohei Umezawa, Daniel Petru-Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake, Teruyuki Nagamune. BioTechniques 35 (5), 1014-1021 (2003).
  10. 三宅正人,吉川智啓.“リバーストランスフェクション”,「遺伝子医学MOOK(ムック)」5号株式会社メディカル ドゥ (2006).
技術応用に関する論文
  1. Yamada, S., Hakamada, K., Munakata, T., Takano, K., Fujita, S., Miyake, M, Miyake, J. (2009) The system for analyzing the event timing profile of each single-cell by using the model of neurite maturation of PC12D cells. Biosens. Bioelectron., 24, 1493-1497.
  2. Onuki-Nagasaki, R., Nagasaki, A., Hakamada, K., Uyeda, Q., P., T., Fujita, S., Miyake, M., Miyake, J.  (2008) On-chip screening method for cell-migration genes based on a transfection microarray. Lab Chip, 8, 1502-1506.
  3. Yamada, S., Nomura, T., Takano, K., Fujita, S., Miyake, M, Miyake, J. (2008) Expression of a chimeric CSF1R-LTK mediates ligand-dependent neurite outgrowth. Neuroreport., 19, 1733-1738.
  4. Onuki-Nagasaki, R., Nagasaki, A., Hakamada, K., Uyeda, Q., P., T., Fujita, S., Miyake, M., Miyake, J.  (2010) Transfection Microarrays for High-Throuput Phenotypic Screening of Genes Involved in Cell Migration. Method in Mol Biol, 193-203.
  5. Identification of twinfilin-2 as a factor involved in neurite outgrowth by RNAi-based screen. Yamada, S., Uchimura, E., Ueda, T., Nomura, T., Fujita, S., Matsumoto, K., Funeriu, D. P., Miyake, M*, Miyake, J. Biochem. Biophys. Res. Commun., 363, 926-930 (2007).
  6. Retinoic acid induces functional c-Ret tyrosine kinase in human neuroblastoma. Yamada, S., Nomura, T., Uebersax, L., Matsumoto, K., Fujita, S., Miyake, M.*, Miyake, J. NeuroReport, 18, 359-363 (2007).
  7. Advances in Transfection Microarray-based studies of neuronal cell lines , Eiichiro Uchimura, Shigeru Yamada, Kayo Matsumoto, Michiko Kishi, Tomohiro Yoshikawa, Daniel P. Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake, Cytometry Research.14, 39-44 (2004).
  8. 吉川智啓、三宅正人、藤田芳司 「創薬ターゲットとしてのプロテインキナーゼの網羅的解析」、実験医学増刊号 Vol126、羊土社、2008
  9. 佐藤孝明、三宅正人 「細胞・組織を用いたセンシング」、バイオセンサ・ケミカルセンサ事典、テクノシステム、2007
技術とその応用に関する総説
  1. Fujita, S., Takano, K., Ota, E., Yoshikawa, T., Sasaki, C., Sano, T., Miyake, M., Miyake, J. (2010) New Methods for Reverse Transfection with siRNA from a Solid Surface. Method in Mol Biol., Min, W-P. eds. Humana Press, 197-209.
  2. Miyake, M, Yoshikawa, T., Fujita, S. Miyake J.(2009) Transfection microarray for drug discovery, Molecular Biology, 5, 444-449
  3. Wheeler, DB., Carpenter AE., Sabatini DM. (2005) Cell microarrays and RNA interference chip away at gene function. Nature Genetics, 37, 525-530.
  4. 三宅正人,“創薬を変えるトランスフェクションアレイ技術”,「Bioベンチャー2004年7・8月号」, 羊土社(2004.7)
  5. 三宅正人,“ゲノムチップ”,「化学フロンティア13 ナノバイオエンジニアリング」,杉本直己編著,化学同人(2004.3)
  6. 三宅正人,吉川智啓,内村英一郎.「トランスフェクションアレイ技術とその応用」放医研シンポジウム報文集「テーラーメード放射線治療を目指して」,実業公報社pp.169-174.
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